アレンジして使える小学校の卒業式でのPTA会長祝辞テーマ「ペンギン」と「サクラマス」と「仲間」

PTA卒業式

PTA会長の皆さま。

日々、お忙しい中、卒業シーズンですね。お疲れ様です!

PTA活動は、子育てと、仕事などしながらの活動大変です。

いよいよPTA会長の大事なお仕事の祝辞を準備しなくてはいけませんね。

日々の忙しさで後回しにしていると気持ち的に大変なので、早めに祝辞をつくって、練習するのがおすすめです。

練習方法は、人前で本番を想定して録音することをお勧めます。事前準備をしっかりしておくと本番はあまり緊張しないです。

応援しています。頑張ってください。

 

今回の例文をもとに自分の言葉で考えていただければと思います。

卒業式例文のポイント

  • 6年生ですので、5分以上でも大丈夫です。
  • 主役は卒業生ですが、保護者や、地域の人、先生方にも配慮がある言葉が必要です。
  • 卒業ですが、楽しいだけではなく、不安や、心配など色々な立場の人がいます。

例文「ペンギン」と「サクラマス」と「仲間」

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

卒業生の保護者の皆さま、お子さまのご卒業、誠におめでとうございます。
また、お忙しいところご臨席いただきました、ご来賓の皆さま、誠にありがとうございます。

先ずは、校長先生・教頭先生をはじめ、教職員の皆さま、雨の日も風の日も卒業生を見守ってくださったこどもパトロールの皆さま・地元地域の皆さま、陰ながら卒業生を支えてくださったPTAの皆さま、本当にありがとうございました。

卒業生の皆さん!皆さんは多くの人に守られ、支えられてきたからこそ、今日のこの日を迎えられたことを忘れないでください。

「おいしい給食が待ってるよ」「やさしいお兄さんやお姉さんがいるよ」「遠足や運動会など楽しい行事がたくさんあるよ」「だから、明日から元気に通ってきてね」と言われた入学式から、今日のこの日まで、あっという間の6年間でした。

入学してから、こんなに立派になって卒業する皆さんの姿を見て、一番喜んでくれているのは、ご家族の方だと思います。
今日は家に帰ったら、ご家族の方に「6年間、ありがとうございました。無事に卒業することができました。これからもよろしくお願いします」と言ってください。感謝の気持ちがあっても、言わなければ伝わらないこともあります。

感謝の言葉は、言われた方はもちろんのこと、言った自分も嬉しくなります。
声は心の鏡です。うまく言えなくても、感謝の思いを込めれば、気持ちは伝わります。
これから先も、今日の感謝の気持ちを忘れないで過ごしていってください。

さて、今日は「ペンギン」と「サクラマス」と「仲間」のお話をしたいと思います。

皆さんは、「ファーストペンギン」という言葉を知っていますか。
日本語で「最初のペンギン」という意味です。
ペンギンは氷の上で、群れをなし、穏やかに暮らしているように見えますが、エサの小魚を捕る時は命がけ。海の中には、どんな天敵が待ちかまえているかわからない。水際で列をなし、あたかも譲り合うように足踏みします。
そんな中で、まず最初に飛び込む1匹目が「ファーストペンギン」です。
この姿を見た仲間達は、せきを切ったように一斉に飛び込みます。1匹目は当然、アザラシやシャチなどに襲われる危険性が高い。でも、この1匹がいるからこそ、群れ全体は生きていくことができるのです。
「ファーストペンギン」は英語の慣用句で「恐れを知らずに未知の分野に挑む人を指します。
脳科学者の茂木健一郎さんによると、ペンギンは飛び込む瞬間、不安、恐怖、喜びなどの感情がフル回転する。
人間も決断、判断を迫られ、不確実な未来に立ち向かうことで脳は発達する」と言っています。

次は、サクラマスのお話です。
サクラマスという魚は、生まれ故郷の川にそのまま残ったマスは大きくなっても三十センチまでにしか成長しません。
その逆に、川を下って海に入り回遊したマスは七十センチほどの大きさのサクラマスに成長します。
同じ場所に住むよりも、より厳しい環境に立ち向かったものが強く大きく成長するそうです。
最後に「仲間」のお話です。

皆さんは、これから中学校へ進み、新しい「仲間」との出会いがあると思います。寒小時代の「仲間」はもちろんのこと、
この新しい「仲間」とも仲良くしてください。
「仲間」を大切にするひとりひとりになってください。

「みんなと仲良くしていこう」と心を配れる人は心がきれいで、心が豊かな人になれます。
中学校では勉強や部活、様々な行事、そして、先生やクラスメイトとの人間関係など大変な事もたくさんあると思います。「大変」という文字は「大きく変わる」と書きます。
新しい環境での全ての出来事が皆さんの頭、身体、そして心を「大きく成長させてくれる」「大きく変わるチャンス」と思って挑戦してください。

皆さんの新たなステージでの活躍を祈りつつ、私の挨拶とさせていただきます。

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この記事を書いた人

山崎 大祐

大阪出身。千葉県松戸市在住。2児の父です。WordPressの構築を60サイト超えました。営業経験を生かしたSEMを得意としております。(企画/デザイン/構築/運営)
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