Adminimizeをつかって素人でも投稿ができるブログを作成する手順

Adminimizeとは、権限ごとに表示する画面を制限・見えなくするプラグインです。

今回の条件です。

  • クライアントへ渡す権限は「編集者」とする
  • 極力設定を省略する
  • クライアントが見えるボタンは最小限にする
  • カスタム投稿は作成せず、投稿画面のみ表示させる
  • 固定ページの編集はリスクが高いため、表示させない

制作

「ユーザー」→「新規追加」

クライアント用のユーザーを作成する。

パスワードはセキュリティの観点から複雑なものを推奨します。

「権限グループ」プルダウンで、編集者を選択する

プラグイン「 Adminimize 」をインストールする
編集者権限設定をする 「設定」→「Adminimize」
AdminimizeのMiniMenuの説明

今回、設定する項目は、Admin Bar Back end Options と Menu Options のみとします。

Adminimize の操作方法

チェックボックスで設定が可能です。

分かりづらい点は、チェックをする=見えなくなりことです

逆に、表示させたい項目がある場合は、チェックをはずしてください。

Update Options ボタンをクリックして反映です。

Admin Bar Back end Options について

一度、 Select all のチェックボックスをONにしてください。自動ですべてにチェックされます。

調整していきます。

スマホ対策として

スマホで投稿する様に、サイドバーを表示させます。メニューのチェックをはずしてください。

スマホで投稿ボタンを表示させるため、「新規」「投稿」「メディア」のチェックをはずします。

ログアウトボタンを表示する

Menu Options (左サイドバーのメニュー画面のことです)

すこし、チェックボックスが複雑なため図表です。

チェックをすることによって表示されなくなります。

今回は、左側のみチェックしてください。次に表示させたい項目のチェックを外します

Menu Options 続き

投稿は表示させたいのでチェックをはずしました。

カテゴリー、タグは表示させたくないのでチェックをしました。

メディアは表示させたいのでチェックをはずしました。

完成した投稿画面
「おまけ1」 functions.php で他人がアップロードしたものは見せないように制限する

function display_only_self_uploaded_medias( $query ) {
if ( ( $user = wp_get_current_user() ) && ! current_user_can( 'administrator' ) ) {
$query['author'] = $user->ID;
}
return $query;
}
add_action( 'ajax_query_attachments_args', 'display_only_self_uploaded_medias' );

functions.phpに上記コードを貼り付けてください。

「おまけ2」Imsanityプラグインで、クライアントのメディア管理もおこなったほうが得策です。
大変分かりやすくまとまっています。

昔はクライアントに「大きな画像はアップロードしないでください!」とお願いしていましたが、こちらを導入してあげたほうがクライアントは意識しなくてよいので親切です。

「おまけ3」User Role Editorプラグインで、カテゴリー追加を制限する。
User Role Editor

User Role Editor は、アカウントごとに制限を変更することができるプラグインです。

チェックボックスをオフにすることで、権限を解除できます。Adminimizeと間違わないようにご注意ください。

今回は「編集者」のmanage_categoriesをオフにしました。

この記事を書いた人

山崎 大祐

大阪出身。千葉県松戸市在住。2児の父です。WordPressの構築を60サイト超えました。営業経験を生かしたSEMを得意としております。(企画/デザイン/構築/運営)
すきなもの「赤色・キューブ・コンクリート」